4月21日の「クローズアップ現代」、発達障害のひとつのアスペルガー症候群について
取り上げていて、概ね賛同できるものであった。

しかしこういったかなり良質の番組がある一方で、驚くべき情報が流布されているのもまた現実だ。

ある仲間がブログで取り上げていたことで初めて知ったけど……

何だ?これ。ひどすぎるぞ。

ソースはMSN産経ニュース。

あらかじめ言っておく。この記事、間違っている。
タイトルだけ見たら「あ!!良いこと言うてはる!」ってイメージだけど、読んでみるとすごかった。

アスペルガーや自閉症などの発達障害は、決して親のせいでも子育てがいけなかったわけでもない。本人のせいでもない。
だから読者の人たちは誤った意見を鵜呑みにしないでほしい。
以下、イタリック体部分は記事からの引用。

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100419/edc1004190041000-n1.htm


【解答乱麻】明星大教授・高橋史朗 豊かな言葉がけ見直そう


 さいたま市教育相談センターの金子保所長によれば、同市内の6つの幼稚園で2歳で発語がないか、言葉が増えない子が半数もいることが保護者への調査で判明した。 埼玉県教育委員会が平成17年に発表した調査によれば、通常学級に在籍する特別な教育的支援の必要な子供は、小学校で11・7%に及んでいる。

 金子氏によれば、発達障害の子供の不登校や軽度の自閉症の子供が増えており、予防により施設やスタッフにかかる予算面など莫大な効果が期待できるという。

→予防だと??風邪か何かの病気みたいに思っているのか?
または、予防して経費削減だと?笑わせるんじゃね~よ!!
生まれつきのものをどうやって予防するの??

 ちなみに、特別支援を要する子供が1割を超えるアメリカでは、障害者法によって、障害の程度と性質を勘案した個別プログラムが策定され、それに準拠した教育サービスの提供が義務づけられている。

→うんうん、それ自体は良いことだ。

そのための教育予算の不足が問題になっている。

→ん??発達障害の子どもや特別支援を必要とする子どもにかける金がもったいないってことかぁ??

 金子氏の実践によれば、発達障害は2歳までに発見して対応すれば治り、3歳までなら5分5分、4歳以上では困難になるという。

→あのな~、発達障害っていうのはね、病気じゃないんだよ。
先天的な障害で、薬とか治療で治るものじゃあないんだよ。
これじゃあ、親が発見と治療を怠った、って言いたげだね。
小泉の自己責任論みたいな香りがプンプンするぞ。

 脳科学に基づいて発達障害児を治療指導している澤口俊之氏は、発達障害は、「HQ(人間性知能)障害症候群」で、HQを伸ばす方法によって、ADHD(注意欠陥多動性障害)は確実に改善すると断言している。(澤口・金子氏ら共著『発達障害を予防する子どもの育て方』メタモル出版)。

 玉川大学脳科学研究所の塚田稔教授によれば、自閉症は「治らない」とされてきたが早期発見による週30~40時間の集中治療で約半数が治ることが分かった。


→大人の発達障害に対しては「だからあんたは手遅れだ」という残酷な言い草だな。
それに、ADHDを含む発達障害は成長するにつれてその障害特性が目立たなくなることも多い、っていう特徴もある。


 発達障害児にテレビやDVDなどのない生活を用意し

→テレビやDVDが悪影響を及ぼすということか?発達障害の有無にかかわらず、1日中テレビづけやゲームづけが良くないことは明らかだけど。


豊かな言葉がけを行うよう保護者に指導したところ、大きく改善した。

また「あやし」「笑わせ」「たかいたかい」などを実施したところ、子供が喜び、言葉が出て、人間性が回復することもわかった。


→発達障害があろうとなかろうと、メディア漬けの環境から親子のコミュニケーションが濃密な環境に変れば子どもが急に変化するのは分る。
障害の有無に関係なく、親からの愛情のこもった声かけが大切なのは言うまでもない。
また、年齢を重ねることによる成長と発達の範囲内だったことも考えられる。
それに……まるで発達障害児は人間性がないとでも言いたいのだろうか?

それに、たまたま被験者たちとしては……それまでそのきちんと声かけをしていなかった保護者たちや子どもたちばっかり意図的に集めたりした可能性もあるぞ。この書き方からすると。

子どもには知的な体験が必要なんだよ。
声かけだって、子どもが喋れない時期でも、できるだけ正しい発音で、正しい構文で、しっかり語りかけていくこと、愛情溢れた眼差しで接すること、それが必要なんだよ。
子どもが発達障害あろうがなかろうか同じだ!!

このような昔から日本人が当たり前に行ってきた伝統的な子育てや「普通の環境」を取り戻すことによって、2歳までの早期に治療指導を行うことが、発達障害の予防になり、この「金子式治療指導法」と澤口氏のHQを伸ばす脳科学理論は「きわめてよく一致」すると同書は述べている。

→「普通じゃない環境」って何?環境で発達障害が起こるとでもいうのか?
それに、やっぱり「治療をしない親が悪い」「予防をしない親が悪い」……って、なってくるじゃんよ~!!

 あいち小児保健医療総合センター心療科の統計では虐待を受けた子供の57%に発達障害が認められ、広汎性発達障害(自閉症とアスペルガー症候群)が25%、ADHDが23%と報告されている。

→虐待が発達障害を作るんじゃあない。発達障害の子育てはそれ自体大変で、障害のない子どもの親に比べて平均3倍近いエネルギーを消耗するんだよね。
虐待は絶対反対だ。でも、ニワトリ卵じゃないけど、子どもの発達障害の特性からくる様々なストレス、あるいは子育ての苦労のため、子どもに当たってしまう親が多いと僕はみている。それに今ストレスの高い社会だから昔に比べると余計にそうだ。

10年で6倍に急増している虐待が発達障害に与える影響の大きさに気づかせ、虐待を防止するための「親育ち」支援に国を挙げて取り組む必要がある。

→むしろ問題は「虐待」が発達障害を引き起こすとしている、この論理だ。
虐待防止の親育ち、それ自体は大切かもしれないけれども、親が子どもを虐待したくなるような社会を先になんとかしないといけないんじゃないのか?

つまり誰に対しても優しい社会にする方が先決ということだ。

そっちの方には目をつぶってでも、親のせいにしたいのか?

世の中をほっといて、親のせいにしてハイ終わり、ですか?

この人の意見には、世の中や社会状況に対しても目を向けるという姿勢が全く欠落している。

人間の意識とか認識、つまり人の心とか感情、理性、そういったものって社会の状況を如実に反映しているんだよね。荒れた世相だと人心もすさんでしまうし、平穏平和な世の中だと人の気持ちはおおらかでゆったりとしてくるはずだ。

この人の論理だと、結局のところ、早く発見して治療しろ、コスト削減に協力しろ、それができない親は悪い親……親を追い詰めるだけだ。

ひどすぎるよ……あんた。

親の立場になってみろよ。

 日本保育協会の調査によって、発達障害児への「対応方法を保護者に指導できる能力が重要」であり、早期発見・支援や個々の子供に対するケアのあり方についての研修が課題であることが明らかになった。

→それ自体は悪いことではないが、どんな対応をするのか、どんなケアをするのか、それが問題だ。間違った対応やケアならしないほうがいい。

 伝統的な子育てを見直す「脳科学に基づく親学」の普及によって、保護者や保育士にこうした発達障害の予防、早期発見・支援のあり方や脳科学に基づく知見や情報を一刻も早く伝え、発達障害の予防に全力を尽くすことが急務といえる。

→伝えなくっていい。誤った理解と認識は広めないでくれ。
 
発達障害そのものは治らない。だけど鬱とか情緒不安、パニックなど、それに起因する二次的障害を軽くしたり治すことはできる。

勘違いしているんじゃないか?

アスペルガーや自閉症などの発達障害は、脳の障害であって、親の子育てが悪いわけでも、本人のワガママでもない!!

発達障害の子どもを持つ保護者の方々、親御さん、どうかだまされないで下さい。

あなた方の子育てのせいじゃないんだから。


追伸;この記事UPするの、ちょっと勇気がいりましたが、あまりにひどいと感じたんで思い切って書きました。
また、僕個人の意見であることも明記しておきます。
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野菜、高い!!
う~ん、この間の天候不順(不純、じゃあないですよ、念のため!)のせいで、なんだか、
和歌山では梅の実がしぼんでしもたりしてるみたいね。
かと思うとアイスランドの噴火で欧州の食材が入らんとか飛行機が飛ばんかって移動ができんかったりとか……。

確かに……4月下旬というには、ちょ~っと……気温、低い、よねぇ……。暑がりの俺なら例年この時期には半袖Tで十分なんやけど……なんか、調子狂うよなぁ。暑がりのクセに気温が低いことに文句をいうのはおかどちがいかも知れんけど、でも確かにこれは尋常やないな。

スーパーに買物に行ったかてやなぁ、キャベツが1玉400円もするかぁ~??半玉で200円やで~!?
おー!!あんびりーばぼー!!

外国からの食材に頼らないということに関しては、できるだけ地産地消を進めることである程度カバーできよう。

しかし天候不順のことばっかりは……今すぐどうこうしようもないねんなぁ……。

大切な地球環境を守るために何ができるのか、一人ひとりがしっかりと考えて行動するしかないんやろなあ。

つい先ごろまで、レンゲ畑が綺麗だった。緑の草のなかに、淡い紫の点々が良く映えていた。

もう直ぐ田植えのシーズンも来る。農家の方々の苦労が正しく報われて、消費者も安全・安心な食材が自由に手に入るような社会であってほしいと、そう願う。



2010.04.22 出る杭は……
伸ばす!!

本当にその通りですね。

……NHKの「クローズアップ現代」で、発達障害(アスペルガー症候群)を取り扱っていました。

こういった問題がマスコミで取り上げられることそれ自体は、認知度が上がるのでいいことだと思います。

ハートネットの仲間がメールで知らせてくれたし、同じくハートネットの仲間(別の人)がブログで書いてたんで、
録画して視ました。

冒頭でいきなり、ナイナイ尽くしだったのはちょっとムカッときたけど、番組全体を視終えて……概ね……良心的だったと思う。

それに、昔からの社会変化、とくに今の時代背景にも少しだけ触れて、今は発達障害にとって生き難さが増している、そういう中で社会のレールから弾き出されてしまう人々が多くなってきている……本当に、そうですね。

弱いところをカバーするんじゃなくって、得意なこと、あるいは集中できることで、能力を活かす、言ってみれば
「出る杭は伸ばす!!」方向で、社会も企業も取り組んでいってほしいな、と……率直に、そう、思いました。

と同時に……自分自身のイイトコサガス取り組みも、もっともっと深めないといけないな、って、感じました。
2010.04.15 桜……

    
http://0bbs.jp/paix31415/

前回の激しい動画付きの記事からは一転、ノンビリ記事です。

リンクの画像BBSに、近所の桜をUPしました。先月末くらいからボチボチ、10日くらいまでの間に撮りました。

古~い携帯からなので、粗画像ですし、また風に揺られて若干被写体がひらひらと動いたりしましたが……まあそこはご愛嬌ということで……(^^;

ではでは。

管理人さまの許可が得られたので、今年2月ですが在日米軍の演習の様子の動画を紹介します。

4月5日付けの記事からリンクしています。

http://ameblo.jp/uedaken-ichi/