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命の責任
2007/06/13(Wed)
先日、女子高生が学校のトイレで赤ちゃんを産んで、そのまま赤ちゃんが死んでしまったとのニュースがありました。
今度は殺人の疑いで逮捕されたとのことです。処置に困って窒息させたとか……。

亡くなった男児は約2800gだったそうですが、本人はともかくとしても、周りの大人(保護者の方々や先生方)とか同級生たちは気づかなかったのでしょうか。

その高校生は少し太めだったそうですが、それにしても……なんだか釈然としないものがあります。

でもこういった事件は今回たまたま報道されただけで、氷山の一角とも言えるでしょうし、1歳児をバイクに入れて運んで山の中に置いてきた、なんてのも記憶に新しいところです。

何を考えているんでしょうね、全く。

いや、何も考えていないのでしょうね、きっと。

本能のままに、欲望のままに動いてしまったからこうなったのでしょうね。

勿論、性交時における快楽や欲求の充足感を否定するものではありません。だって、もしもそれが苦痛やしんどさしかなく、悦びのかけらもないものならば……性の営み自体がなくなってしまうかもしれませんし、またそうなると、人間という「種の保存」が危ないかもしれませんし、ね。

しかし、だからといって、自分らの満足の為だけに何の備えもなく性交を行い、それで
「できちゃった、産まれちゃった、処置に困った」では産まれてくる赤ん坊に対してあんまりにも申し訳なさ過ぎます。
動物の方がまだ責任持って子育てしているとすら言えそうです。

何もその年齢での性交を否定するものではありません。ただ、人間なんだから、もうちょっと考えろよ、と言いたいのです。

まず本人とその相手に対しては、「するなら着けろ、着けずにするな」ということです。
気持ちいい行為は同時に生殖の営みでもあり、よって生まれてくる命への責任ということも考えなくてはいけないと思います。

妊娠、出産、そしてそれに伴う通院費用、子育てにかかる費用(幼稚園や保育園、通学に関係する諸費用など)……その辺を全部考えた上で、「とても子育てできない」という時代だから出生率が減ってきたということもありますが(勿論私に言わせれば経済政策や労働政策の舵取りが間違っていたからこうなったのでしょうけれども)、その辺のこともちゃんとトータルに考えた上でどうふるまうべきか……考えられなかったからこそこうなったんでしょうね……。

というようなことを、周囲の大人や年上の世代が上から「注入」しようとするんじゃなくて、教育しようとする対象の子どもたち(小・中・高校生くらい)が自然に理解できるような環境整備が理想だと思うのですが……難しいのでしょうかねえ……。

そういった問題もひっくるめてですが、あまりにも「生命の尊厳」が軽んじられているような気がしてなりません。

地域社会や家庭、学校の教育力が低下していると指摘され始めて久しいように感じますが、だんだんと人と人との繋がりが疎遠に、バラバラになって、肝心のことが伝わりにくい、伝承されにくい社会になってきているのでしょうか……。
昔は、「近所のうるさいおじさん(おばさん)」的存在がいたみたいに、つまりカミナリ親父的存在がいたみたいに、地域での繋がりはそこそこ大切にされていたように感じます。家族の絆、学校での連帯……また然り。

最近は多少おかしな行動や言動があっても「注意すると逆ギレされて怖い」「われ関せず」「さわらぬ神に崇りなし」と躊躇してしまう大人の方が多いようにも思います。

(これは余談ですが、一説では、食生活の変化が神経伝達物質などに変化をもたらし、それがキレやすさのひとつの原因になっているとも言われましたが。)



寂しい世の中になってしまいましたね……。




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