上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この間、Cafeのお友だちやサークルのみなさんともお約束させて頂いていた、農業問題について、なかなかまとめることができずにいたけれども、やっとこさ……出来た*(チョキ)*

と言ってもね……大体どんなことを書くかは……いつもお付き合い頂いている方々ならおおよそ見当がつきそうなことで、その枠内を出てはいないんで、期待して頂いていた方々には……なんとなく申し訳ないような……気もする。

ところで、農業のことに触れる前に、もっとおおもと、基本的な考え方としては……究極的な理想なんだけどね……国境も国家もない世界、そして全世界の民族が、地球*(地球)*という星の上に暮らすものとして、互いにいがみ合うことなく、何ら争いを起こすこともなく、戦争も虐殺もない、いかなる武器も暴力もなく、そして人々はみなその可能性をフルに発揮できて、貧困も格差もなく、常に、子どもも大人も、み~んながね、笑顔*(笑顔)*で暮らせる、そんな世の中だったらいいな、って……考えている。

しかし今すぐにそんなの無理なこと分りきっているし、輸送技術や農業生産技術が発展しても国家というものが廃止されるなんてはるか先のこと、しかしだからといって何にもしないで放置しておいてよいはずなんかありっこない。

じゃあ、どうすんの?って、完全な自給自足か完全な地産地消ができればいいんだけど、それも無理。

当面は、日本は食料自給率60%以上を目指して、きちんとした対策をとるべきだと思う。そのために何をするべきか、何ができるか、私個人の思うところを書いてみたい。


去年1年間、私たちの食を脅かす問題が次から次へと起こった。不二家、肉の錬金術師のウソクソミート、白い恋人、吉兆の偽ブランド、そして伊勢の名物までも……。

その流れは今年になっても止まず、中国産ギョーザ、そしてまた吉兆の使い回し……。

いや、正確には起こったと言うより、「発覚した」と言うべきかな。

今の私たちの食卓は、いわゆる伝統的な日本食だけで済んでいるわけではなく、かなり欧米化したメニューが多い。米と穀物、野菜を中心とした献立から、肉類や脂肪を多く使ったメニューに変化してきているのは確かだろう。

でも、今すぐこれは元には戻らないだろうし、戻せと主張するつもりもない。

もしも日本が外国から食料を全く輸入しなかったとしたら、どうなるか。
農林水産省の資料などでは……国内生産のみでも、熱効率の高い、つまりエネルギー効果の高い作物への転換などを上手に図れば、これは1950年代前半の水準だけど、ひとり1日2,020kcalの摂取なら自給は可能とされている。
(家畜などのエサとして使用される穀物はここでは熱効率が低いと考えてくれたらいい。従って、牛・豚・鶏などの肉なども熱効率が悪いと考える。だって、エサを食べて全部エネルギーにならないでしょ。家畜たちも呼吸して運動して……カロリー使うでしょ。)
では、具体的にどんなメニューなのか簡単に紹介しよう。

朝……ごはん茶碗1杯、ふかしジャガイモ2個、ぬか漬け。
昼……焼き芋2本、ふかしジャガイモ1個、りんご1/4個。
夕……ごはん茶碗1杯、焼き芋1本、焼き魚1切れ。

うどん2日に1杯、みそ汁2日に1杯、納豆3日に2パック、牛乳は6日でコップ1杯、卵は1週間で1個、食肉は9日に1食。

これって、私は決して……不可能なメニューとは思わないけれども、これに切り替えるのはなかなか大変だと思う。……というか、無理だと思う人も多いと思うけど、どうなんだろう。

でもこれは、現実的に世界各国が食料輸出を減らす方向になってきてもいるし、食料よりも燃料や飼料作物などへ転換する動きもあるし、もし世界的に異常気象が起こって不作の国が相次いだら……決して起こらないとは言えない。

世界的には穀物に対する需要は周知の通り、大幅に増えている。

多くの地域で、家畜を食する機会が増加し、畜産飼料として穀物が消費された場合、カロリーベースで人間の食用として使われた場合の約8倍から10倍が必要になる。

また、近年の異常気象、気候変動のために自国に備蓄する動きが広がってきたこと、またバイオ燃料としての活用が注目されていることも、需要の増大に拍車をかけている。

あるいは、サブプライムローン問題で投機先を失いつつある投資家達や投資会社達の新たなターゲットとして注目されているのも事実だ。

やはり色んな外国と仲良く、平和的友好的な関係を保つこともしながら、日本の農業もきちんと守ってさらに発展させる、というか再生していくことを今こそみんなで考えていくべきと思う。

日本の農業、色んな作物があるけれども、米作がかつてはその中心的役割を担っていたが、ここ40年間、特にここ10数年で米作を含む日本の農業はどんどん破壊されてきたといってまず間違いない。農業予算は1995年には年間3兆4000億円(国家予算の8%)だったのが2007年には2兆円(同4%)。

相次ぐ減反に次ぐ減反、そして農地の宅地並み課税、生産者米価の引き下げ、農業予算の削減……農業に明るい未来が見えてこないのである。当然、やむなく離農する人が、耕作を放棄された土地がどんどん増えてしまう。

2006年の生産者米価は14,826円/俵(1俵60kg)だったが、これを作るためにかかったコストは16,824円/俵。色々込みで時給にすれば256円くらい。せめて18,000円/俵くらいには持っていくべきだ。

また、後継者の問題も深刻である。今農業従事者の約半数が70歳以上、60代から40代までが約4割、30代以下の世代は僅かに5%……このまま放置すれば日本の農業は壊滅するだろう。
米作を中心として、麦や大豆など、もちろん畜産物も野菜も果樹も、栽培または育成している農家に対しては、きちんと収入を保障するようにしないといけない。手厚く保護しないといけない。新たに農業に就いた人々に対しては、例えば3年間は月15万円の補助を行なうとかして、農業後継者も育てていくべきだと思う。

農業を大事にすることは結局、環境をも大事にすることと同じだと思う。
美味しんぼにも載ってたから知っている人も多いと思うけれど、例えば水田。これが実は結構保水機能があって、急激な河川の増水や氾濫を防ぎ、また、鉄砲水などの災害の発生を低下させるのに役立ってきた。乱開発により田畑や森林を切り開いてしまうと、大規模な水災害が起きやすくなるのは数年前の鹿児島の例でも明らかになっている。

地元の新鮮な食材を使って、地産地消ってのは、環境に与える影響が少ない。
輸送コストのことで言えば、北海道のジャガイモを大阪へ飛行機で運ぶのと、沖縄へ運ぶのと、どっちが燃料使うかな。……って考えたら、アメリカや中国、オーストラリアから運んでくるのって、結構燃料使って、つまり二酸化炭素を沢山排出して……エネルギーの無駄が多くなる。

また、結構これは実践している農家も多いのだろうが、二期作や二毛作の条件がある地域ではどんどん促進していくべきだろう。

耕作放棄された土地ももっと活用していくべきだと思う。

……てなことが実現できるように、色んな階層のあるいは年齢層の人々が、日本の食と農を守るために、もっと考えて、みんなで手を取り合って、前進していけたらいいな、って……そう思う。

スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://paix31415.blog6.fc2.com/tb.php/487-06733601
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。