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黄砂など……
2009/03/18(Wed)

ここ数年、どうも黄砂の飛散が激しいように感じる。確かこれは……もともと九州北部の春の風物詩だったと思う。

でも、だんだんと……そう、大体30年くらい前からかな……大阪でも見られるようになったのは。

昨年もひどかったなぁ……。でも、今年はここ数日はマジでひどい様子……。

16日月曜なんぞは、日没前の太陽が……Cafeのお友だちの言葉を借りれば「いぶし銀」みたいな……そんな感じだった。

昨日は黄砂めっさ多いの分かってたけど、洗濯物が溜まってきて……やむなくしたけどさ、ここんとこの中では最悪の日だったみたいだね。

報ステで視たから知っている人も多いと思うけれども、黄砂って、

?花粉症を悪化させる。
?花粉より粒子径が小さいので、花粉でも到達しえない肺の奥まで到達し得る。
?喘息を悪化させる。
?死亡率が有意に上がる。

……とまあ、他にも色々あるんだろうけど、こんな悪さをするわけだ。

その粒子の正体は……ただ単に中国本土の砂(泥)だけじゃない、大気汚染物質、煤煙や粉塵、更には汚染米などで問題になった毒物も微量ながら検出されている。

こんなもん吸って体に良い訳ない。はっきり言って公害だ。

いや、公害ならどちらかと言えば狭い地域に限定されているようなイメージがあるが……例えば水俣病とか、イタイイタイ病とか、四日市喘息とか、尼崎・西淀川の喘息とか……だけど、黄砂は今や日本のほぼ全土だから……公害というよりむしろ広害、黄砂害だと思った。
(実は、「黄害」と一旦書きかけて念のため調べてみたら、以前は列車内トイレが垂れ流しで、沿線住民が……つまりそのしぶきが飛んで来るという被害を被っていて、そのことを「黄害」といったそうだ。)

あるCafeの先輩がおっしゃるには……やはり中国で急速に近代化が進んで、工業化もどんどん進んだけれども、それと全く無関係じゃないし、いやいや、大いに関係ありまくりだった。

以前「食糧主権」という言葉について日記に書いた。地球上の誰でもが、安全で安心な食物を、必要なだけ入手できる権利、僕はそう解釈している。

ならば、これを他にあてはめて……「空気主権」とでも言おうか……地球上の誰でもが、安全で安心な澄んだ空気の中で生存する権利……の確立も急務だ。呼吸なしには死んでしまうもん。呼吸することが寿命を縮めるなんておかし過ぎるぞ。
ちゃんと世界各国で、みんなで話し合って行ってなんとか打開策をはかっていくべきだと思う。

でも、世界各国が変なところでいがみ合っていたら……話し合いなんてできっこない。

くだらないことで憎しみ合うんじゃなくって、もっともっと、歩み寄る姿勢をみんなが持てたら、一番いいんだけどなぁ……。

あ、そうそう、地球環境の変化とか、その辺のことで思ったことをもう1つ。

イカナゴの釘煮っていうものがある。主に阪神~播州、北淡地域の、瀬戸内海沿岸部の、早春に作られる保存食。昔は結構どの家でも、どさーっとイカナゴを買ってきて、それこそ家々からこの煮物を作る香りが街のそこら中に立ち込めて……それがこの地域の早春の風物詩だったと聞いた。

だからこのエリアの人々は、これを作り始めたら春……なわけだったと思う。

ところが今年は……どうやらイカナゴの漁獲量が大幅に減って、どこの店でも品切れ状態が続いているらしい。産卵数それ自体も平年の2/3程度だったらしいが、漁師さんたちも休まないといけないほど、事態は激変しているとか。

小さな地域の、たった一つの料理かもしれない。けれど、地域の人々の日常からすれば欠かせないもの。なくなりつつあるのは……やはり、寂しい。

気候変動や地球の温暖化、ついついマクロな(巨視的な)面でとらえがちだけれども、日本という小さな国の、限られた地域の食文化だけど、そんなところからも見えてくるものがあると思う。

イカナゴが獲れないこと、そのはっきりした原因は今のところ不明だけど、全く無関係ではあるまい。

あるいは暖冬で海水温が高かったりしたために、生態系が狂ってきたのかもしれない。

他にもミクロに視れば、桜の開花の異常な早まり方もそうだし、もっと色々あると思う。

そう、だから……自分自身も、もっとよく見て、学んで、考えて……いきたい。


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